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転職が初めての人はエージェントを使うべきか?リアルな体験から出した結論

転職活動が初めての人にとって、「転職エージェントって本当に使うべきなのか?」という疑問は、多くの人が一度は抱える悩みです。僕自身も最初はそうでした。

でも今、実際に転職活動を進めている立場として、「転職が初めてなら、エージェントは絶対に使うべきだ」と強く思います。

なぜなら、転職の全体像が見えない初期段階で、エージェントが“道案内”になってくれるからです。

この記事では、実際に僕が転職エージェントを使って感じたメリット・デメリットを、リアルな体験談を交えて紹介します。


まず結論から言うと、転職活動に慣れていない人こそ、エージェントを活用すべき最大の理由は「情報の非対称性を埋めてくれること」にあります。

たとえば、面接で落ちたとき。普通は「残念ながら今回は…」という定型文しか返ってきません。

でも、僕が利用していた転職エージェントは、企業側にフィードバックをヒアリングしてくれました。

「受け答えが抽象的だった」

「定量的な成果が見えにくかった」

このように、面接で落ちた理由を“裏側から”知ることができるのです。これがあるかないかで、次の選考に向けた対策の質がまったく変わります。


次に、特化型エージェントの強さを実感したのが「SaaS特化エージェントのマーキャリ」です。

僕はSaaS業界への転職を目指していたため、マーキャリのような専門型エージェントを使ってみたのですが、これが大正解でした。

一番驚いたのは、書類選考が必要なはずの大手SaaS企業に、いきなり一次面接の枠を取ってきてくれたことです。

「普通じゃ絶対通らないよな」という企業に対して、さらっと面接の機会を用意してくれた時点で、「これがエージェント経由の強みなんだな」と実感しました。

さらに、職務経歴書の添削も非常に丁寧でした。

最初、僕はChatGPTを使って自分なりに職務経歴書を作っていたのですが、マーキャリの担当者は「SaaS企業が評価するポイント」に基づいて、かなり細かくフィードバックをくれました。

「ここの定量実績はもっと強調したほうがいい」

「このエピソードは職種との関連性が伝わりにくいかも」

など、AIでは気づけなかった“業界視点”でのアドバイスをもらえたのは非常に貴重でした。


逆に、「総合型エージェントはちょっと合わないかも」と思った経験もあります。

僕が使っていた総合型のアサインは、最初にOpenWork経由で「NTTデータの求人があります」と言って連絡してきました。

正直、そこに惹かれて話を聞いてみたのですが、実際に紹介された求人は大手企業というよりも中堅ベンチャー寄り。

「ちょっとイメージと違うな」と思うこともありました。

これは完全に担当者や企業との相性の問題ですが、やはり複数のエージェントを併用して、比較することが大事だと感じました。


また、エージェントは「転職活動全体の推進力」にもなります。

エージェントがいなければ、どうしても転職活動って後回しになってしまいがちです。

でも、面談の予定や提出期限があることで、「次の行動を明確にする力」が生まれます。

準備不足で面接に臨まないよう、企業の傾向や質問内容のアドバイスもしてくれる。

自分ひとりで全部やるより、遥かに効率的で安心感がありました。


以上の体験を通して感じた、初めての転職にエージェントを使うべき3つの理由をまとめます。

  1. 面接で落ちた理由を企業から直接フィードバックしてもらえる
  2. 職務経歴書や面接対策を、業界視点でブラッシュアップしてくれる
  3. 書類選考免除や独自ルートなど、一般にはない“裏口”のような機会を得られる

もしあなたが「転職、初めてで不安…」「今の経歴で本当に通るのかな?」と感じているなら、まずは一度、エージェントに相談してみることをおすすめします。

特に、僕のようにSaaS業界を目指している人には、SaaS特化型の転職エージェントが非常に心強い味方になります。


僕が実際に使って良かったエージェントを挙げておきます。

  • マーキャリ(SaaS特化):大手SaaS企業とのコネクションが強く、添削・面接対策も丁寧
  • アサイン(総合型):サポート体制がしっかりしているが、求人の精度はやや注意が必要

このブログでは、今後も「凡人営業がSaaS転職を目指すリアルな記録」として、成功や失敗、使って良かったサービスなども発信していきます。

「転職エージェントは使うべきか?」という問いに悩む方の参考になれば幸いです。

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