この記事でわかること
RECEPTIONIST(受付SaaS)の営業職(IS/FS/CS)について、公開求人・一次資料・口コミを突き合わせ、年収レンジを固定給/固定残業/可変(インセン・賞与)に“分解”して解説します。さらに役職別(メンバー〜Mgr)、競合比較(Acall/bitkey 等)、残業・手当を含めた働くコスパまで評価軸を提示。最後はオファー時の交渉テンプレで実務に落とします。
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会社・プロダクトの前提(年収の背景を理解する)
RECEPTIONISTは「クラウド受付」「会議室予約(予約ルームズ)」「日程調整(調整アポ)」を提供するワークプレイスSaaSです。継続率99.5%以上(2024年度実績)、ITreviewリーダー選出(複数カテゴリ)を掲げ、総務/情シス/ファシリティなどバックオフィス決裁に強いのが特徴。評価が売上だけでなく運用設計・複数システム連携の提案力にも乗りやすい領域です。
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給与・評価制度の全体像(見え方を“分解”する)
- 給与体系:General(非エンジニア)とEngineerで系統分岐。共通 → リーダー → マネジメント/エキスパートのダブルラダー。
- 評価:半期ごとに定量(KPI)×定性(行動)+360度の運用が資料で確認可能。
- 働き方・制度:フレックス(コア12–16時)、関東IT健保、通勤上限3万円など。
- 求人表記:営業系は**「月給に固定残業(例:40h)を含む。超過分は別途支給」**が多い。
チェックポイント
① 固定残業の内包額(例:月7〜10万円相当)/② 超過分の支給有無/③ インセンの評価指標と上限
④ 年俸制か月給+賞与か/⑤ 半期評価の配点(定量:定性)と昇給幅
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職種別の年収レンジ(IS/FS/CS/テック系CS)
公開求人レンジをベースにOTE(On-Target Earnings:100%達成時の想定年収)で見立てます。媒体差が出るため幅で表現し、固定残業の扱いを併記します。
| 職種 | 想定レンジ(総額/O.T.E.) | 固定残業の表記例 | 可変の代表指標 | 代表一次情報 |
|---|---|---|---|---|
| IS(インサイド) | 400–600万円 OTE | 月給に40h含む例。超過支給あり | アポ/SQL/商談化率 | HERP求人、媒体求人 |
| FS(SMB〜MM) | 400–700万円 OTE | 同上 | 受注件数・粗利・パイプライン | RA・doda等の求人票 |
| FS(エンプラ) | 〜800万円 OTE(媒体差大) | 同上 | 大型案件売上/複数拠点展開 | 直近媒体・スカウト記載 |
| CS/Support | 400–500万円 | 記載あり | NRR/工数削減/安定稼働 | 媒体求人 |
| テクニカルサポート(テックCS) | 600–750万円 | 記載あり | 高度問い合わせ解決/再発防止 | HERP求人 |
OTE算式(例):固定給(基本+固定残業)+インセン上限(達成100%想定)+賞与(年俸制なら0〜)
参考例:FS 520万円(基本+みなし40h)+インセン120万円=OTE 640万円
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役職・等級でどう上がるか(再現性の設計)
- メンバー → リード → マネージャー/エキスパートの二軸。
- 昇格のキー:①KPIの安定達成(四半期/半期)②案件面積の拡張(拠点・会議室・入退館の連携)③再現性のある提案プロセスのドキュメント化。
- エキスパート昇給:マネジメントに乗らずとも**「高度提案×事例創出」**で昇給ルートあり。
面談での質問テンプレ
- 「等級ごとの期待行動と定量KPIの比率は?」
- 「半期での昇給幅の分布(中央値/上位四分位)」
- 「エキスパート昇給の過去事例は?」
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“働くコスパ”を数値化する(残業・手当・実質時給)
年収÷総労働時間=実質時給で体感を合わせます。みなし40h込みの月給制では、実残業が40h未満なら有利、超えるなら実質時給が低下します。
実質時給の試算(例)
- 前提:FS OTE 640万円、所定160h/月、実残業25h、みなし40h込み。
- 年間労働h ≒(160+25)×12=2,220h
- 実質時給 ≒ 640万円 ÷ 2,220h ≒ 2,883円/h
実務で必ず確認
- 平均残業(部門別・繁忙期)
- 出社頻度/移動時間の扱い(就業時間算入の可否)
- 交通・通信・PC等の私費負担の有無(可処分への影響大)
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ボーナス・SO(ストックオプション)の実態メモ
- 賞与:媒体では職種・等級により年俸制/月給+賞与が混在。インセンとの関係を要確認。
- SO:公知の付与条件は確認困難。非上場SOの一般論として、ベスティング・行使条件・譲渡制限の確認は必須。
面談での質問:「SOの付与対象と希薄化見込み」「評価Bでの平均付与量」「退職時の取り扱い」
URL:https://doda.jp/DodaFront/View/CompanyIncome/j_id__10165150540/
URL:https://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/stock_option/so_guidance.pdf
競合比較(受付DX近接+参照SaaS)
同カテゴリの相対位置と、上位レンジが出やすい構造を把握します。
| 会社 | 領域/商材 | 営業レンジ例 | 固定残業表記例 | レンジが伸びる構造 |
|---|---|---|---|---|
| RECEPTIONIST | 受付/会議室/日程調整 | IS 400–600/FS 400–700(〜800) | 40h含む例 | 拠点展開×連携拡張で面積UP |
| Acall | ワークプレイス最適化(受付含む) | 500–800(媒体求人) | 30h含む年俸例 | オフィス全体設計の提案余地 |
| bitkey(workhub) | 入退館×鍵×受付(ハード+SaaS) | 700–1,200(大型提案) | 45h含む例 | ハード連携の高単価案件 |
- Acall求人:予定年収500–800、固定残業30h含む表記の例。
- bitkey求人:ソリューションSで700–1,200等のレンジ例(45hみなし)。
URL:https://doda.jp/DodaFront/View/CompanyJobs/j_id__10141205295/
URL:https://doda.jp/DodaFront/View/CompanyJobs/j_id__10186799915/
解釈:bitkeyは**“ハード+SaaS”の統合提案で一件当たり単価が高く、レンジ上限が出やすい。一方RECEPTIONISTは運用起点**で面積拡張(会議室/入退館/日程調整)を積み上げ、再現性のある達成がしやすい。
IS/FS/CSの「稼ぎ方」—KPIと勝ち筋を可視化
IS(インサイド)
- KPI:MAL→SQL→商談化率。
- 勝ち筋:“現場の待ち時間”可視化→デモで無人化体験→会議室・入退館・日程調整の連携まで一気通貫提案。
- 可変に効く行動:多部署巻き込み(総務+情シス)、拠点横展開の布石。
FS(フィールド)
- KPI:受注件数/MRR・粗利/面積拡張率。
- 勝ち筋:ABW(フリーアドレス)×固定電話撤廃や来客ピークの平準化を数値化。複数拠点・会議室拡張で受注単価を上振れ。
- 可変に効く行動:運用BPRを業務フローで描く(Before→After→定着計画)。
CS/Support
- KPI:NRR/GRR/アクティブ率、問い合わせ一次解決率。
- 勝ち筋:定着→活用深化→他機能連携の順でアップセル。テックCSは障害未然防止で顧客満足と工数削減を両立。
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口コミの読み方(バイアス除去のコツ)
OpenWork等には「達成でインセンティブ」「360度評価」の記載が見られます(会員向け詳細)。年度差・部署差があるため、“いつの運用か”を必ず確認。
URL:https://www.openwork.jp/company_answer.php?m_id=a0C10000015bcqQ&q_no=2
面談での深掘り
- 直近2期分の評価運用(配点・昇給率)
- 未達年の可変の下がり幅、達成年の上振れ幅
- 評価の再現性:どの行動特性が昇給に効くか(過去事例)
オファー交渉テンプレ
- 現職実績の定量化:受注額・粗利・NRR/解約率、商談化率、ARR貢献などを四半期別に整理。
- スキル→成果の因果:例「入退館連携の要件整理→会議室回転率+20%→面積拡張受注」。
- OTEの提示:「基本給○万円+固定残業40h、インセン上限○万円を想定。達成時OTE:○万円で検討したい」
- 等級・配属の希望:「SMB/エンプラのどちらで価値を出せるか」「拠点展開案件に強み」
- 裏取り:固定残業の超過支給、インセンの上限/閾値、評価配点を文書で確認。
リスク・注意点
- 媒体による年収ブレ:求人票はレンジ幅が広い。OTE表記の有無で**“見かけ年収”が変わる**。
- 制度の年度差:評価配点・インセン設計は期ごとに改定される場合あり。
- 職種間比較の罠:ハード+SaaS企業(例:bitkey)は案件単価が上がりやすく、レンジ上限が構造的に高く出やすい。
URL:https://doda.jp/DodaFront/View/CompanyJobs/j_id__10141205295/
URL:https://doda.jp/DodaFront/View/CompanyJobs/j_id__10186799915/
まとめ|結論と次アクション
- 目安:IS 400–600、FS 400–700(〜800)、CS 400–500、テックCS 600–750。固定残業40h内包の月給制が多い。
- 勝ち筋:運用BPRと連携拡張で面積×単価を伸ばすとOTEが安定。
- 判断:年収÷総労働時間で“実質時給”を確認し、オファー内訳を文書化。
- 行動:上の交渉テンプレでOTEと等級を具体化→達成再現性(事例)で詰める。


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