はじめに
SaaS営業の志望動機は、型があります。
型さえ押さえれば、未経験でも戦えます。
この記事では、受かる型を12パターン用意しました。
さらに、落ちるNG例もセットで解説します。
「これなら書ける」と思える状態まで導きます。
そのまま貼れる例文も載せます。
ただしコピペ提出は危険です。
必ずあなたの経験に置き換えてください。
参考URL(本章)
- 国内クラウド市場の成長(IDCプレスリリース):https://my.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prAP53747625 My IDC
- 産業界のDX施策(経済産業省):https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/dx.html 経済産業省
結論:受かるSaaS営業の志望動機は「3点セット」です
志望動機で評価されるのは、主に3つです。
ここが揃うと、面接官は安心します。
- なぜSaaSなのか(業界理由)
- なぜ営業なのか(職種理由)
- なぜその会社なのか(企業理由)
この3つが欠けると、落ちやすいです。
逆に言えば、揃えば勝てます。
3点セットを1分で作るテンプレ
以下を順番に埋めてください。
- 私は【SaaS】で【業界課題】を解決したいです。
- そのために【営業】で【強み】を発揮したいです。
- 御社は【ターゲット】に【価値】を届けています。
- 私は【実績】を活かし【入社後の貢献】をします。
この型は、未経験でも通用します。
理由は「再現性」を語れるからです。
参考URL(本章)
- インサイドセールスの定義(Salesforce):https://www.salesforce.com/jp/sales/what-is-inside-sales/ Salesforce
- DX推進の背景(DXレポート2.2概要PDF・経産省):https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/002_05_00.pdf 経済産業省
そもそもSaaS営業が評価される理由:数字の見方が変わるからです
SaaSは「ストック型」のビジネスです。
売って終わりではありません。
継続して使われて、価値が積み上がります。
そのため、営業でも見る数字が変わります。
代表がARRとMRR、解約率です。
ARR・MRR・解約率を、志望動機に活かす
- ARR:年間で繰り返し得られる収益です。 Stripe+1
- MRR:月次で繰り返し得られる収益です。 Commune(コミューン)|相互交流で信頼を育む+1
- 解約率(チャーン):一定期間の離脱割合です。 Sansan – ビジネスデータベース
ここを理解しているだけで差が出ます。
面接官は「SaaSを分かってる」と感じます。
データ:国内クラウド市場は成長が続いています
SaaSの土台はクラウドです。
IDCは国内クラウド市場が拡大していると発表しています。 My IDC
この流れは、企業のDX投資とも接続します。 経済産業省+1
分析:SaaS営業の価値は「受注後」にも残ります
SaaSは導入後が本番です。
使われなければ、解約につながります。
だから営業も、顧客の成功を考えます。
志望動機で刺さる一言はこれです。
「受注後の定着まで見据えて提案します」
これだけで“それっぽさ”が出ます。
参考URL(本章)
- ARRの定義(Stripe):https://stripe.com/jp/resources/more/what-is-annual-recurring-revenue-a-guide-for-saas-businesses Stripe
- MRRの定義(Commune):https://commune.co.jp/magazine/monthly-recurring-revenue/ Commune(コミューン)|相互交流で信頼を育む
- チャーンレートの定義(Sansan):https://jp.sansan.com/media/churn-rate/ Sansan – ビジネスデータベース
- 国内クラウド市場(IDCプレスリリース):https://my.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prAP53747625 My IDC
SaaS営業の職種理解:ISとFSで“刺さる志望動機”が変わります
SaaS営業は分業が多いです。
特にISとFSはよく分かれます。
インサイドセールス(IS)とは
非対面で顧客と接点を作ります。
電話、メール、オンライン商談が中心です。 Salesforce
役割は「商談化」と「育成」です。
IS志望なら、志望動機で言うべきは3つです。
- リードの温度感を見極める力
- ヒアリングで課題を言語化する力
- 次の商談に繋げる設計力
フィールドセールス(FS)とは
商談で提案し、受注を取ります。
訪問やオンラインでクロージングします。 カオナビ
稟議や決裁者対応も範囲です。
FS志望なら、志望動機で言うべきは3つです。
- 課題の深掘りと仮説提案
- 合意形成(決裁者・現場・情シスなど)
- 受注までのプロセス設計
ここが重要:ISでもFSでも「テレアポ拒否」は危険です
一定数の人が、架電を嫌がります。
ただし志望動機で強調すると不利です。
言い換えの型があります。
「量より質で、商談化率を上げたいです」
こう言えば、前向きに聞こえます。
参考URL(本章)
- インサイドセールスの定義(Salesforce):https://www.salesforce.com/jp/sales/what-is-inside-sales/ Salesforce
- フィールドセールスとは(カオナビ用語解説):https://www.kaonavi.jp/dictionary/field-sales/ カオナビ
志望動機を書く前に:材料集めが9割です
志望動機は作文ではありません。
「材料の編集」です。
材料が弱いと、テンプレも弱くなります。
企業研究:最低限これだけは押さえる
以下をメモしてください。
面接での一貫性が出ます。
- どんな業界の、どんな規模に売っているか
- 競合と比べたときの強みは何か
- 営業体制は分業か(IS/FS/CS/パートナー)
- 価格と課金体系(ID課金、従量、店舗数など)
- 導入後の価値(定着・運用・活用)が重要か
分からない情報も出ます。
そのときは「わからない」と整理します。
そして面接で質問します。
自己分析:数字がない人の戦い方
実績が数字で言えない人もいます。
その場合は、プロセスで語れます。
- どんな課題があったか
- どう仮説を立てたか
- 何を改善したか
- 結果はどう変わったか(定性でも可)
SaaS営業は、再現性を見ます。
“勝ち筋を作れるか”が重要です。
参考URL(本章)
- DX推進の背景(経産省DXページ):https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/dx.html 経済産業省
- DXレポート2.2概要(PDF):https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/002_05_00.pdf 経済産業省
まず全体像:テンプレ12選の使い分け表
あなたに近い型を選んでください。
最初から完璧は不要です。
| No | テンプレ名 | 向いてる人 | 強みの出し方 |
|---|---|---|---|
| 1 | 王道3点セット型 | 全員 | 迷ったらこれ |
| 2 | 無形商材の再現性型 | 人材・広告 | 提案力を転用 |
| 3 | 有形→SaaS転向型 | 店舗・メーカー | 課題解決へ進化 |
| 4 | 既存深耕・LTV型 | ルート営業 | 継続と拡張 |
| 5 | 新規開拓・パイプライン型 | 新規強め | 仕組みで勝つ |
| 6 | IS商談化・育成型 | IS志望 | ヒアリング設計 |
| 7 | FSクロージング型 | FS志望 | 合意形成と受注 |
| 8 | エンプラ合意形成型 | 大手経験 | 関係者攻略 |
| 9 | SMBスピード型 | 中小営業 | 検証と改善 |
| 10 | 定着・CS連携型 | 既存/支援経験 | 活用まで見る |
| 11 | ドメイン課題解像度型 | 業界特化 | “刺さる課題” |
| 12 | キャリア筋の貢献型 | 将来像強い | 貢献に戻す |
ここから先は、例文を出します。
各テンプレは「差し替え枠」付きです。
参考URL(本章)
- SaaSのARR指標(Sansan):https://jp.sansan.com/media/arr/ Sansan – ビジネスデータベース
- MRRの定義(Baremetrics):https://baremetrics.com/jp/blog/mrr-definition Baremetrics
受かる志望動機テンプレ12選:例文+深掘り質問+差し替え枠
ここからが本編です。
例文は、そのまま使える形に寄せます。
ただし「数字」「商材」「顧客」を差し替えます。
1)王道3点セット型(迷ったらこれ)
例文(目安250〜330字)
私がSaaS営業を志望する理由は、業務課題を継続的に解決し、成果が積み上がる点に魅力を感じたからです。前職では法人顧客に対し、課題のヒアリングから提案、導入後のフォローまで担当しました。特に【実績】では、現場の運用に落ちる形に提案を再設計し、【結果】につなげました。御社は【ターゲット】に対し【提供価値】を強みとしています。私は課題整理と提案の再現性を活かし、受注だけでなく定着まで見据えた提案で貢献します。
深掘りされる質問
- なぜSaaSだと“積み上がる”と思うのですか。
- 具体的にどんな顧客課題を想定していますか。
差し替え枠
- 【実績】【:例:月間商談数、受注率、継続率改善】
- 【結果】【:例:売上、継続、紹介、稼働改善】
- 【ターゲット】【:例:中小の飲食、製造、バックオフィス】
- 【提供価値】【:例:工数削減、可視化、ミス削減】
2)無形商材の再現性型(人材・広告・SIer寄り)
例文
私がSaaS営業を志望する理由は、提案型営業の力を、よりプロダクト起点で再現できると考えたからです。前職では無形商材を扱い、顧客の課題を分解して提案を組み立ててきました。特に【実績】では、関係者が多い案件で論点を整理し、合意形成を前に進めました。御社のSaaSは【業務】のボトルネックを解消し、継続利用で価値が高まります。私は課題整理と合意形成の経験を活かし、受注後の活用まで見据えた提案でARRの積み上げに貢献します。
深掘り質問
- プロダクト営業で難しいと思う点は何ですか。
- 継続利用を前提に、提案をどう変えますか。
差し替え枠
- 【実績】【:提案書改善、稟議突破、失注分析→改善】
- 【業務】【:人事、経理、販売、勤怠、情報共有など】
3)有形→SaaS転向型(店舗・メーカー営業向け)
例文
私がSaaS営業を志望する理由は、単発の販売ではなく、顧客の業務改善に長期で関われる点に魅力を感じたからです。前職では【商材】を提案し、導入後の運用相談も受けてきました。その中で、現場の課題は「仕組み」で解く方が効果的だと実感しました。御社のSaaSは【課題】を継続的に改善できるプロダクトです。私は現場理解を強みに、導入後の定着まで見据えた提案を行い、解約を防ぐ営業活動で貢献します。
深掘り質問
- なぜ“仕組み”で解けると思ったのですか。
- 現場理解を、SaaS提案にどう活かしますか。
差し替え枠
- 【商材】【:POS、販促、機器、広告枠など】
- 【課題】【:ミス、属人化、二重入力、可視化不足】
4)既存深耕・LTV型(ルート営業が刺さる)
例文
私がSaaS営業を志望する理由は、既存顧客の成功が売上に直結する点に魅力を感じたからです。前職では既存深耕を中心に担当し、課題の変化に合わせて提案を更新してきました。特に【実績】では、利用状況を棚卸しし、追加提案で単価を伸ばしました。SaaSでは継続利用が前提となり、LTVの最大化が重要です。私は既存深耕で培った関係構築と提案更新の経験を活かし、アップセル・クロスセルにつながる提案で貢献します。
深掘り質問
- アップセルがうまくいった要因は何ですか。
- 解約を防ぐために何を見ますか。
差し替え枠
- 【実績】【:既存売上、継続率、利用率、紹介獲得】
5)新規開拓・パイプライン型(新規が強い人向け)
例文
私がSaaS営業を志望する理由は、データを基に勝ち筋を作り、商談から受注までを仕組み化できる環境だと感じたからです。前職では新規開拓を担当し、ターゲット選定から提案ストーリーの改善まで行ってきました。特に【実績】では、失注理由を分類し、初回提案の打ち手を変えて受注率を改善しました。御社は【領域】で強みがあり、提案の磨き込みが成果に直結します。私は検証と改善の経験を活かし、パイプライン構築で成長に貢献します。
深掘り質問
- 失注理由をどう分類しましたか。
- SaaSでのKPI設計はどう考えますか。
差し替え枠
- 【実績】【:新規アポ→商談化→受注の改善】
- 【領域】【:HR、会計、販売、セキュリティ等】
6)IS商談化・育成型(IS志望)
例文
私がインサイドセールスを志望する理由は、非対面でも顧客理解を深め、商談化の質を高める仕事に面白さを感じたからです。前職では電話・オンラインでの初回接点を担当し、課題の言語化と次アクションの設計を意識してきました。特に【実績】では、ヒアリング項目を整備し、商談化率の改善につなげました。SaaSでは解約を防ぐためにも、最初の期待値調整が重要です。私はヒアリング設計と情報整理の強みを活かし、受注につながる商談創出で貢献します。
深掘り質問
- テレアポとISの違いをどう捉えますか。
- 商談化の“質”をどう測りますか。
差し替え枠
- 【実績】【:商談化率、架電設計、メール改善】
(※ISの定義は、非対面チャネルの営業活動です。)Salesforce
7)FSクロージング型(FS志望)
例文
私がフィールドセールスを志望する理由は、顧客課題を深掘りし、最適な提案で受注まで導くプロセスに強みがあるからです。前職では商談担当として、現場と決裁者の論点を整理し、提案を組み立ててきました。特に【実績】では、稟議の懸念点を先回りし、決裁者向け資料を整備して受注につなげました。御社のSaaSは【価値】を提供し、導入後の活用で成果が出ます。私は合意形成と提案設計の経験を活かし、受注だけでなく定着を見据えた提案で貢献します。
深掘り質問
- 稟議で止まるポイントは何でしたか。
- 受注後の活用まで、どう設計しますか。
差し替え枠
- 【実績】【:受注率、平均単価、稟議突破、決裁者対応】
- 【価値】【:工数削減、ミス削減、可視化、統制】
(※FSは提案とクロージングが中心です。)カオナビ
8)エンタープライズ合意形成型(大手・複雑商談向け)
例文
私がSaaS営業を志望する理由は、複数部門が関与する課題を整理し、合意形成を前に進める経験をSaaSでも活かせると考えたからです。前職では【業界】の大手企業を担当し、現場・管理部門・意思決定者の要件を調整してきました。特に【実績】では、部門ごとの懸念を言語化し、評価基準を揃えることで稟議を通しました。御社のSaaSは【対象】に対して【価値】を提供しています。私は合意形成の経験を活かし、長期案件でも着実に受注を積み上げます。
深掘り質問
- 部門間で意見が割れたとき、どう動きましたか。
- エンプラSaaSで重要な成功要因は何ですか。
差し替え枠
- 【業界】【:製造、金融、小売、公共など】
- 【対象】【:情シス、人事、経理、現場責任者など】
9)SMBスピード型(中小向けの勝ち方)
例文
私がSaaS営業を志望する理由は、顧客の意思決定が速い環境で、仮説検証を回しながら成果を出す営業がしたいからです。前職では中小企業を中心に担当し、短いサイクルで提案を改善してきました。特に【実績】では、初回提案のメニュー化により、商談のリードタイムを短縮しました。SaaSは導入ハードルを下げつつ、継続利用で価値を高めます。私はスピード提案と改善の経験を活かし、受注の積み上げに貢献します。
深掘り質問
- 提案の“メニュー化”で何が良くなりましたか。
- SMBで解約が起きる理由は何だと思いますか。
差し替え枠
- 【実績】【:提案作成時間、商談回転数、受注単価】
10)定着・CS連携型(導入支援経験が武器)
例文
私がSaaS営業を志望する理由は、受注後の定着まで設計し、顧客の成果に責任を持つ営業をしたいからです。前職では【支援】にも関わり、運用が回らないと成果が出ないことを学びました。特に【実績】では、現場の利用フローを見直し、活用率の改善につなげました。SaaSは解約率が重要であり、期待値調整と活用設計が欠かせません。私は導入後の視点を持って提案し、CSと連携して継続利用を支える営業で貢献します。
深掘り質問
- 活用率を上げるために何を変えましたか。
- 営業がCSと連携すべき理由は何ですか。
差し替え枠
- 【支援】【:研修、運用設計、業務フロー改善、補助金等】
(※解約率(チャーン)は重要指標です。)Sansan – ビジネスデータベース
11)ドメイン課題解像度型(業界特化が強い)
例文
私がSaaS営業を志望する理由は、【業界】の課題を理解しており、顧客の言葉で提案できる強みがあるからです。前職では【業界】の顧客を多く担当し、現場の制約や意思決定プロセスを理解してきました。特に【実績】では、現場の運用に合わせて提案を調整し、導入後の継続利用につなげました。御社は【業界】向けに【価値】を提供しています。私は業界理解を武器に、初回提案の精度を高め、受注と定着の両方で貢献します。
深掘り質問
- その業界の“本当の課題”は何ですか。
- 競合と比べたときの違いをどう説明しますか。
差し替え枠
- 【業界】【:建設、医療、飲食、物流、製造など】
- 【価値】【:法令対応、原価改善、人手不足解消など】
12)キャリア筋の貢献型(将来像は“会社への貢献”に戻す)
例文
私がSaaS営業を志望する理由は、顧客課題の解決と事業成長が直結する環境で、営業としての専門性を高めたいからです。前職では【経験】を通じて、課題の言語化と提案の再現性を磨きました。御社は【市場】で【強み】を持ち、今後も継続的な価値提供が求められると考えています。私は短期では【貢献】に集中し、成果が出る勝ち筋を作ります。そのうえで中長期では、再現性をチームに展開し、組織成果の最大化に貢献します。
深掘り質問
- なぜ“今”転職なのですか。
- 組織に展開できる再現性とは何ですか。
差し替え枠
- 【経験】【:新規開拓、既存深耕、提案改善、運用支援】
- 【市場】【:人事、経理、セキュリティ、販売、垂直SaaS】
- 【貢献】【:商談化、受注、単価改善、継続率改善】
参考URL(本章)
- ARRの定義(Stripe):https://stripe.com/jp/resources/more/what-is-annual-recurring-revenue-a-guide-for-saas-businesses Stripe
- MRRの定義(Baremetrics):https://baremetrics.com/jp/blog/mrr-definition Baremetrics
- チャーンレートの定義(Sansan):https://jp.sansan.com/media/churn-rate/ Sansan – ビジネスデータベース
- インサイドセールスの定義(Salesforce):https://www.salesforce.com/jp/sales/what-is-inside-sales/ Salesforce
- フィールドセールスとは(カオナビ用語解説):https://www.kaonavi.jp/dictionary/field-sales/ カオナビ
落ちるNG例ワースト7:改善例つき
NGは「抽象」か「自分都合」です。
ここを避けるだけで通過率が上がります。
NG1:「成長したいです」だけ
なぜ落ちるか
会社へのメリットが見えません。
改善例
成長したい → 何を伸ばす → 何で貢献する。
この順番にします。
NG2:「SaaSは伸びてるから」
なぜ落ちるか
どの会社にも言えます。
改善例
「なぜその領域」まで言います。
市場課題と顧客課題をつなげます。
NG3:「理念に共感しました」
なぜ落ちるか
行動や実績に結びません。
改善例
理念を“具体の提案”に落とします。
プロダクト価値を一言入れます。
NG4:競合でも通る文章
なぜ落ちるか
企業研究が浅く見えます。
改善例
ターゲット、強み、営業体制を入れます。
最低1つは固有名詞を入れます。
NG5:数字ゼロでふわっとしている
なぜ落ちるか
再現性が判断できません。
改善例
数字がないなら、改善プロセスで語ります。
「課題→仮説→行動→変化」を書きます。
NG6:SaaSを“楽そう”と誤解している
なぜ落ちるか
導入後の難しさを見ていません。
改善例
「定着」「活用」「解約」への理解を入れます。
解約率(チャーン)を一言出すのも有効です。 Sansan – ビジネスデータベース
NG7:「テレアポが嫌なので…」を強調する
なぜ落ちるか
IS適性が低く見えます。
改善例
「質を上げる工夫」に言い換えます。
例:スクリプト改善、メール改善、ターゲット設計。
参考URL(本章)
- チャーンレートの定義(Sansan):https://jp.sansan.com/media/churn-rate/ Sansan – ビジネスデータベース
- インサイドセールスの定義(Salesforce):https://www.salesforce.com/jp/sales/what-is-inside-sales/ Salesforce
文字数別:そのまま使える型(400字/600字/800字)
応募媒体で文字数指定があります。
ここは先に作っておくと強いです。
400字の型(最短で刺す)
- 結論(志望理由)
- 実績(再現性)
- 企業理由(固有要素)
- 入社後の貢献
コピペ骨格
私は【SaaS】で【課題】を解決したく志望します。前職では【顧客】に対し【行動】を行い、【結果】を出しました。特に【工夫】により再現性を作れた点が強みです。御社は【ターゲット】に【価値】を提供しており、【理由】に魅力を感じました。入社後は【貢献】により、受注だけでなく定着まで見据えた提案で成果を出します。
600字の型(納得感を強める)
400字に「具体課題」を足します。
失敗→改善も入れると強いです。
800字の型(ストーリー+将来像)
800字は危険もあります。
冗長だと読まれません。
「要点→根拠→貢献→将来像」の順にします。
将来像は最後に1〜2文だけで十分です。
参考URL(本章)
- ARRの定義(Sansan):https://jp.sansan.com/media/arr/ Sansan – ビジネスデータベース
- MRRの定義(Commune):https://commune.co.jp/magazine/monthly-recurring-revenue/ Commune(コミューン)|相互交流で信頼を育む
面接で勝つ:深掘り質問10個と答え方のコツ
志望動機は、面接で必ず掘られます。
事前に想定問答を作ると勝てます。
よく聞かれる質問10個とshort.verの回答
回答はあくまでも短いバージョンなので、一言付け加えて具体性を増したほうが説得力が増します。
1) なぜSaaSなのですか。
SaaSは導入して終わりではなく、使われ続けて価値が積み上がる点に魅力を感じています。顧客の業務改善に長く関われる営業がしたいです。
2) なぜ営業職なのですか。
課題を聞き出して提案し、結果を数字で出せる仕事だからです。特に顧客の意思決定を前に進めるプロセスに強みがあります。
3) なぜ当社なのですか。
ターゲット顧客と提供価値が明確で、営業が提案で差を出せると感じたからです。自分の○○の経験を、その領域の顧客課題に直結させて貢献できます。
4) 競合と何が違うと思いますか。
競合は「○○」に強い一方、御社は「△△」まで一気通貫で提供できる点が違いだと理解しています。導入後の定着まで含めて提案できるのが強みだと思います。
5) ISとFS、どちらが向くと思いますか。
私はFSが向くと考えています。課題を深掘りして提案を組み立て、関係者の合意形成を取りながら受注まで進める経験が多いからです。(※IS志望なら「初回接点で課題を言語化し商談化率を上げるのが得意」などに)
6) 入社後のKPIは何を追いますか。
まずは商談数・商談化率・受注率・平均単価を追います。加えてSaaSなので、解約につながらない受注の質も意識して、導入初期の満足度や活用状況も見ます。
7) 失注した経験と改善はありますか。
あります。失注理由を「価格・機能・優先度・稟議」に分解し、初回提案での論点出しを早めました。結果、次の案件では稟議の詰まりが減り受注率が改善しました。
8) 長期で成果を出す工夫は何ですか。
短期は数字を落とさず、勝ちパターンを型化します。週次で失注・停滞の原因を振り返り、トークや提案資料を更新して再現性を上げます。
9) 受注後の定着をどう考えますか。
受注時点で「使われる設計」を一緒に作ることが重要だと思います。期待値調整、利用部門の巻き込み、運用フローまで提案に含めて、CSとも連携します。
10) 直近1年で伸ばしたいスキルは何ですか。
SaaS特有の提案力を伸ばしたいです。具体的には、業務フロー理解→課題の定量化→投資対効果の説明(稟議資料化)までを、より高い精度でできるようにしたいです。
答え方の型
最初に結論を言います。
次に根拠(経験)を言います。
最後に会社への貢献に戻します。
この順番で、ブレません。
逆質問例(志望動機と一貫させる)
逆質問は、熱意より整合性です。
以下は使いやすいです。
- 受注後の定着は、誰がどこまで責任を持ちますか。
- IS/FS/CSの連携で重視するルールは何ですか。
- 失注理由の分析は、どう共有されていますか。
- 直近で伸びている業界やユースケースはどれですか。
分からない点は、素直に聞いてOKです。
未確認は「わからない」と言い切ります。
その上で質問すれば、評価が上がります。
参考URL(本章)
- DX推進施策(経産省):https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/dx.html 経済産業省
- 国内クラウド市場(IDC):https://my.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prAP53747625 My IDC
よくある質問
SaaS未経験でも受かりますか
受かります。
ただし「なぜSaaS」と「再現性」が必須です。
テンプレ1か2から始めるのが安全です。
ISとFSで志望動機は変えるべきですか
変えるべきです。
役割が違うからです。 Salesforce+1
ただし3点セットは共通です。
競合比較は志望動機に書くべきですか
書きすぎは逆効果です。
一言で十分です。
例:「競合はAだが、御社はBが強い」
これだけで企業研究が伝わります。
ARRやMRRは言うべきですか
言えれば強いです。
ただし誤用は危険です。
定義は押さえてください。 Stripe+1
参考URL(本章)
- インサイドセールス定義(Salesforce):https://www.salesforce.com/jp/sales/what-is-inside-sales/ Salesforce
- フィールドセールスとは(カオナビ):https://www.kaonavi.jp/dictionary/field-sales/ カオナビ
- ARRの定義(Stripe):https://stripe.com/jp/resources/more/what-is-annual-recurring-revenue-a-guide-for-saas-businesses Stripe
- MRRの定義(Commune):https://commune.co.jp/magazine/monthly-recurring-revenue/ Commune(コミューン)|相互交流で信頼を育む
まとめ:テンプレは「型」です。あなたの経験で“勝てる文章”に変わります
最後にチェックリストです。
提出前に確認してください。
- 3点セットが入っている
- 実績か改善プロセスが入っている
- その会社固有の要素が1つ入っている
- IS/FSの役割に合わせている
- NG例を踏んでいない
- 受注後(定着)への視点がある
ここまで揃えば、自信を持って出せます。
あなたは「未経験だから不利」ではありません。
型で戦えば、十分に勝てます。
参考URL(本章)
- 国内クラウド市場(IDC):https://my.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prAP53747625 My IDC
- 経産省のDX関連(経産省):https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/dx.html 経済産業省
- チャーンレート定義(Sansan):https://jp.sansan.com/media/churn-rate/ Sansan – ビジネスデータベース


コメント