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SaaS未経験からでも分かる!フィールドセールスの仕事内容・年収・独立・将来性まで徹底解説

目次

はじめに:SaaS業界で注目される「フィールドセールス」とは?

SaaS業界は年々市場が拡大し、営業職の中でも「フィールドセールス(FS)」が注目を集めています。特にSmartHR、freee、Money Forwardなどの急成長企業では、顧客と直接向き合い、課題を解決して契約につなげる営業人材が求められています。

この記事では、SaaS未経験者の方でも理解できるよう、以下のポイントを網羅して解説します:

  • フィールドセールスの仕事内容と役割
  • 1日の流れ
  • 平均年収やキャリアアップ
  • 独立の可能性
  • 将来性(AI時代にどうなるか)
  • 未経験からのなり方と準備方法

フィールドセールスとは?【SaaS業界での役割】

フィールドセールスとは、見込み顧客のもとへ直接出向き、対面で商談・提案を行って契約を獲得する営業スタイルのことです 。いわゆる「外回りの営業」であり、インサイドセールス(内勤営業)からパスを受け取った有望顧客にアプローチし、課題を深掘りして自社サービスの価値を提案し、クロージング(契約締結)まで導く役割を担います 。契約後はカスタマーサクセス部門に引き継ぎつつ、導入支援や追加提案(アップセル・クロスセル)に関わることも多く、顧客の成功まで伴走するケースもあります 。特に法人向けの高単価なSaaS製品では、フィールドセールスの対面での信頼構築と高度な提案力が欠かせません 。インサイドセールスが創出した商談機会を活かし、**最終的な受注につなげる「最後の砦」**とも言える存在です 。

主な特徴:

  • 対面またはオンラインで顧客と商談
  • 商談のクロージング(契約締結)を担う
  • SaaS導入の効果検証や導入支援に関与することも
  • 「The Model型営業」の中心的存在

 参考:「THE MODEL」分業型営業の解説

https://www.salesforce.com/jp/blog/2020/06/the-model.html


フィールドセールスの1日の流れ【リアルなスケジュール】

SaaS企業のフィールドセールスは、訪問・商談を中心に動きます。最近はZoomやGoogle Meetを活用したオンライン商談も主流です。

スケジュール例(SmartHRの場合):

  • 9:00 Slackやメールチェック、提案書の修正
  • 10:00 オンライン商談(ヒアリング)
  • 13:00 顧客訪問・サービス提案(デモ実施)
  • 15:00 クロージング商談(決裁者同席)
  • 17:00 社内ミーティング/日報/翌日の準備

 SmartHR社員インタビュー:https://www.wantedly.com/companies/smarthr/post_articles/251934


フィールドセールスの年収【インセンティブで収入アップ】

フィールドセールスの年収は、成果によって大きく異なります。未経験でもしっかり評価される制度が整っている企業も多く、20代後半で年収800万円以上を目指せることも。特にインセンティブ(歩合給)の割合が大きいため、成果次第で年収を大きく伸ばすことも可能です 。例えば未経験からSaaS営業職に転職した場合でも、初年度の年収は400万~600万円程度と報告されています 。このうち基本給が300万~400万円、インセンティブが100万~200万円程度を占めており、早くも同世代の平均を上回る収入水準を狙えます 。

年収の目安:

  • 未経験入社(1年目):400〜600万円
  • 経験者(3〜5年):600〜800万円
  • マネージャー:800〜1,200万円
  • トップセールス:1,500万円〜2,000万円

例えば、freeeでは「成果給制度」が整備されており、報酬が年収に直結する設計になっています。

 freee 採用情報:https://jobs.freee.co.jp/recruit/job/688118


フィールドセールスから独立は可能か?

FS職で実績を積んだ後は、以下のような形で独立・起業する人も増加中です。

独立パターン:

  • 営業コンサルタント(BtoB営業支援)
  • フリーランスの営業代行
  • SaaS系スタートアップの創業メンバーに参画

例えば、Money Forward出身の営業職が立ち上げた「saleshub」や「リードプラス」などは、元FSの実務経験が活かされた営業支援ビジネスです。

 参考:Saleshub(営業支援プラットフォーム)https://saleshub.jp/


フィールドセールスの将来性【AI時代でも価値がある理由】

フィールドセールスの将来性は明るいと考えられます。背景には、SaaS市場自体の急成長があります。国内SaaS市場規模は2023年に約1.4兆円と推定され、2027年には2兆円を突破する勢いで拡大が続く見込みです 。また、行政や大企業でもクラウドサービス導入が加速しており、この追い風により各社で営業人員の積極採用が行われています 。特にフィールドセールスは売上直結の重要ポジションのため、景気に左右されにくく需要が高い職種です。昨今は「インサイドセールス→フィールドセールス→カスタマーサクセス」という分業モデル(いわゆる“The Model”)が多くのSaaS企業で浸透しつつあり、それに伴ってフィールドセールスの役割や責任も明確化・専門化されてきました 。高度な提案型営業スキルを持つフィールドセールス人材は市場価値が高く、企業からの引き合いも強まっています 。さらにリモート商談ツールの普及でオンラインで全国の顧客を相手にできる環境も整い、効率的に成果を上げられる余地が広がりました。将来的にAIやデジタルマーケティングが進んでも、顧客の課題を深く理解し解決策を提案する人間ならではの営業力は依然重要です。むしろSaaS導入が一般化するほど、競合差別化の鍵としてフィールドセールスの質が問われるようになるでしょう。こうした理由から、フィールドセールスは今後も将来性が高く、キャリアの幅も広い職種だといえます。

「営業職はAIに取って代わられる」と言われる時代ですが、フィールドセールスの将来性はむしろ上昇中です。

その理由:

  • SaaS市場は2027年に2兆円規模に到達見込み
  • 高度な提案型営業はAIでは代替できない
  • 顧客と信頼関係を築ける「人」が差別化要因になる

 参考:MM総研「国内SaaS市場規模予測」

https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=582


未経験からフィールドセールスになるには?

営業未経験・SaaS未経験でも、ステップを踏めばフィールドセールスへの転職は可能です。

ステップ例:

  1. インサイドセールス職に応募し、提案経験を積む
  2. 社内異動またはSaaS企業へFS転職
  3. 案件対応・提案書作成・商談ロールプレイなどの練習を重ねる

今すぐできる準備:

  • SmartHRやfreeeなどの無料トライアルでプロダクト理解
  • 【おすすめ書籍】「営業の魔法」「チャレンジャー・セールス・モデル」など
  • 【転職エージェント】マーキャリNEXT CAREER/ASSIGNなどで未経験OK求人を探す

SmartHR無料トライアル:https://smarthr.jp/trial

 マーキャリNEXT CAREER:https://next.mar-cari.jp/

ASSIGN(営業転職支援):https://assign-inc.com/


まとめ:未経験でも挑戦可能な、高単価&高成長な営業職

フィールドセールスは、こんな人におすすめです:

  • 論理的に考え、相手の課題を解決するのが得意な人
  • 対面・オンライン問わず人と話すのが好きな人
  • 自分の成果が収入に直結する環境で働きたい人
  • 将来独立や起業を目指したい人

SaaS営業未経験でも、正しい準備と行動をすれば誰でもキャリアチェンジが可能です。今後ますます需要が高まるSaaSフィールドセールスという職種に、ぜひチャレンジしてみてください!

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